インプラント治療その前に大事なこと
永く美しい歯を維持していく
そもそもの審美性
本来の歯科医療全てに審美的な視点が必要で、虫歯治療にも、歯周病治療にも、インプラントにも、入れ歯や義歯にも、全ての治療の中に含まれていると考えるのが正しい審美治療だと考えます。
審美性を追及した治療のポイント
審美性は歯科治療にとって常に必要なことで、本来はどんな治療でも審美的な要素を無視するわけにはいかないのです。
ただその一瞬だけ見た目を良くすることは簡単ですが、永く美しい歯を維持していく為には、その人に合った根拠ある審美性が求められます。
ただ闇雲に削り、貼り付けるだけではいけません。総合的に口腔内を改善させることが大切なのです。
その場しのぎの審美治療ではなく、健康な真の美しさを手に入れましょう。
歯のジルコニアダイヤモンド登場

人工ダイヤモンドとしても使用されているジルコニアは、強く、軽く、美しく、そして体に優しい素材です。この白いジルコニアの登場により、歯科治療が大きく変わろうとしています。強く、軽く、優しく、美しい人工歯。ジルコニアなら、そんな歯をつくることができます
近年、歯科治療の選択肢の中にジルコニアという新素材が加わりました。ジルコニアは人工ダイヤモンドにも使用されるセラミック素材で、従来のセラミックの強度よりはるかに硬く、強靭で科学的に安定した物性を持っています。しかし、あまりにも硬すぎるため加工が難しく、今まで歯科治療に使うことが困難でありました。工業界では一般的になってきたCAD/CAMという技術を駆使し、ジルコニアの塊(インゴッド)をコンピューターで切削をして製作します。今までは工作精度に問題があり、治療に使えるレベルではありませんでした。しかし、現在ではCAD/CAMの技術が進化し、30ミクロン以下の適合も可能となり、熟練の歯科技工士が製作する金属クラウンと遜色のないレベルまで到達しました。ジルコニアは現在の主流である金属に取って代わる可能性が高い材料です。歯科におけるジルコニアの応用がこれからの歯科治療を大きく変えていくでしょう。
ジルコニアは審美的な白色を有しているだけでなく、生体親和性においても優れ、医科分野で人工股関節の球状骨頭部などに既に20年近く用いられています。安全性が高いことから歯科材料として理想的な材料である"ジルコニア"は、「口の中に、金属を入れたくない」というニーズにもマッチした、金属に代わる材料として脚光を浴びています。

ジルコニアは歯科治療で一般的に使用される「金」の含有量が多い金属(プレシャスメタル)に比べ、重量が約3分の1と軽量です。ブリッジ(連結歯)をお口の中に入れたとしても違和感がなく、自然な噛む力を回復してくれます。そのうえ強度も備わっています。
クラウンを製作する場合、その審美性を考えるとオールセラミックにするのが最も適しているのですが、強度や適合性を考えると、どうしても金属フレームにセラミックを焼き付ける「メタルボンド」と呼ばれる陶材焼付冠を作るのが通常でした。この陶材焼付冠では、内面にある金属フレームために、透明感のある歯の色調を再現することが困難でした。このような審美性、適合性の追求といった条件をクリアーしたのが、ジルコニアと呼ばれる材料とこれを扱う技術です。ジルコニアはそれ自体が天然歯質に近い色調をしており、天然歯と同様にある程度、光を透過させますので、より自然で美しい歯の色調を再現できるようになりました。
従来のセラミックの硬さが60~80MPとするとジルコニアはその10倍以上の強度があります。ジルコニアもセラミックも時間の経過とともに強度は下降し約10年で半減します。しかし、ジルコニアはいくら半減しても製作直後の従来のセラミック(アルミナポーセレン)よりも5倍以上の強度を保ちます。ブリッジ(連結歯)は、従来のオールセラミックでは咬合圧に弱く問題がありましたが、ジルコニアの登場により、強度的に強く、審美に優れた、ブリッジの製作が可能となりました。
